SP-13 システム思考とレジリエンスで捉えるセーフティ&セキュリティ
先端セーフティ理論に学ぶデジタル社会のITリスクマネジメント
9月15日  14:40~15:40 Technical  
 講師 株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 エクゼクテイブ R&Dスペシャリスト/国立情報学研究所 金子 朋子
 セッション概要 AI、IoTの普及に伴い、セーフティとセキュリティが確保されたシステムの構築は急務となっている。セーフティとは「生命・健康・財産に影響を及ぼす偶発的なミス、故障などの悪意のない危険に対する安全」のことである。一方、「ITシステムにおいてインターネットなどを通じて、悪意をもって行われる脅威に対しての安全」を確保することをさすセキュリティには「安心」の意味もありセーフティとセキュリ ティが確保されて初めて安全安心なデジタル社会を構築できるのである。
本講演では近年注目されている「システム思考の安全工学(STAMP)」と「レジリエンス・エンジニアリング」の2大先端セーフティ理論を解説する。これらの理論を応用し、特にセキュリティ・リスクとセーフティ・リスクに焦点を当てて、双方のITリスクマネジメントが必要なケース、リスク制御の方策や事例を示す。航空機のオートパイロットやサイバーセキュリティ・インシデント、自動運転などのAIリスクの最新研究動向を解説する。
 講師略歴
金子 朋子氏
金子 朋子氏2014年 情報セキュリティ大学院大学にて博士号(情報学)取得。1988年-現在 (株)NTTデータ エクゼクテイブR&Dスペシャリスト。2016-2019年 (独)情報処理推進機構 研究員。2021-2022年 国立情報学研究所 特任准教授。現在、公認情報セキュリティ監査人、日科技連分科会主査、東京電機大学研究員、電子情報通信学会専門委員、ITリスク学研究会幹事、機械学習工学研究会WG幹事等を務める。