SP-11 第5次産業革命前夜
明るい未来を創るプログラムマネジメント
9月15日  11:20~12:20 Business Acumen( Strategic )  
 講師 特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 理事長 加藤 亨
 セッション概要 産業革命の歴史は、第一次産業革命は蒸気機関の発明(1769年)が発端となり、次いで第二次産業革命は重化学工業の発達(1880年代)がきっかけとして約110年後。第三次産業革命はマイクロプロセッサーの出現(1971年)からとして約90年後。そして第四次産業革命がドイツの国家戦略(2012年)からだとすると約40年後となります。それから10年を経過し、さらにパンデミックにより変化が劇的に加速した現代は、すでに第五次産業革命の前夜にあたるのかもしれません。
産業革命は、農業から工業、重工業、情報産業、そしてデジタル産業へと、ビジネスのサービス化を加速してきました。では第五次産業革命が創る世界はどんな世界になるのでしょうか。地球温暖化が不可逆的進んでしまう転換点であるティッピングポイントまで残された時間の無い我々は、その未来を明るいものとするためビジョンを設定し、ロードマップを明確にし、計画的に創造する責任があります。
本講演では、明るい未来を創造するために、プログラムマネジメントがどのような役割を果たせるのか、一緒に考えていきたいと思います。
 講師略歴
加藤亨氏
加藤亨氏1978年 千代田化工建設(株)入社後、同社の様々な情報化プロジェクトを担当後、同社の情報子会社の執行役員、取締役本部長等を歴任。2016年7月より千代田ユーテック株式会社 代表取締役社長に就任。2019年7月より日本プロジェクトマネジメント協会理事長に就任し現在に至る。PMAJ公認PMS、米国PMI®公認PMP®など。