SP13 「失われた20年」から「輝かしい2030年代」へ向けて
Beyond5Gが実現するデジタル・インクルージョン
9月2日  14:40~15:40 Strategic  
 講師 株式会社野村総合研究所 パートナー 北 俊一
 セッション概要 コロナ禍で露呈した我が国のデジタル化の遅れを取り戻すべく、社会・産業・生活の各局面におけるDXが加速しつつある。2000年代、2010年代の失われた20年から脱却し、わが国が輝かしい2030年代を迎えるため、我々は今、何をすべきなのかを論じる。目指すべき社会像はSoceity5.0であり、誰一人取り残さずデジタル化の果実を享受できる社会である。
その実現の鍵を握るのが、全世界で2030年までのローンチが予定されているBeyond5G(6G)である。B5Gは単なる5Gの次の移動通信インフラではない。Soceity5.0を実現するための社会産業インフラである。B5Gにおいて我が国の競争力を復権させるため、企業は今、何をすべきなのかを論じる。
また、企業のDXには、DX1.0から3.0までの3段階ある。個別業務のデジタル化であるDX1.0、デジタル技術を駆使して新たな価値・ビジネスを創造するDX2.0、そして、デジタル技術で社会課題を解決し、社会価値を創出するDX3.0 へと進化することが期待される中、企業は今、何をすべきなのか論じる。
 講師略歴
北俊一氏
北俊一氏1990年早稲田大学大学院理工学研究科修了、同年株式会社野村総合研究所入社。一貫して情報通信関連分野における調査・コンサルティング業務に従事。専門は競争戦略・事業戦略・マーケティング戦略。
現在、総務省情報通信審議会専門委員、DX時代における電波政策懇談会、NEDOポスト5G情報通信システム技術推進委員会等委員。