【MS-2】 効率化と誠実さは相反しない 「医療ビジネス」のあり方
いのちに寄り添う在宅診療 だからこそコンセプトが求められる
9月10日  14:25~15:25 Strategic  
 講師 医療法人社団しろひげファミリー しろひげ在宅診療所 院長 山中 光茂
 セッション概要 15年前に「地域包括ケア」という概念を政府が出した後、在宅診療機関の数は12,000 を超えている。一方で、看取り率は上がっておらず、「フランチャイズ型コ ンビニ在宅医療」と「誠実な小規模在宅医療」に二分化されており、政策目的である患者の病院から地域への移行が進んでいない状態にある。しろひげ在宅診療所は、「事業効率」と「患者への誠実さ」を両立させながら、「看取りまで在宅を行う」という方向性を広げる組織としてのコンセプトを明確にしながら運営している。
 講師略歴 1976年三重県松阪市生。現在は「看取りまで患者の思いに寄り添う」しろひげ在宅診療所の院長。33歳で全国最年少市長として三重県松阪市長を2期務める。市民病院改革や市民を巻き込んだ政策形成が評価され、マニフェスト大賞グランプリ受賞、世界市長会議代表などの経歴を持つ。著書は「巻き込み型リーダーの改革」。
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