【EG-3】 AWPによる大型プラント建設のデジタルトランスフォーメーション
9月10日  15:40~16:40 Technical CFP
 講師 千代田化工建設株式会社 エネルギー事業統括 執行役員 副統括 熊谷 昌毅
 セッション概要 Advanced Work Packaging(AWP)は、工事スコープや関連する図面、機器/資材をパッケージ化して管理するプロジェクトマネジメント手法で、プラント建設において業界標準となりつつある手法である。北米発祥で工事管理主体に構築されたAWPだが、弊社では、過去プロジェクトの知見を組み込み、設計からコンプリションまでEP-CC全体の業務要領を包括したChiyoda AWPを構築した。また、最新のデジタル技術を活用し、これまでサイロ化・タコ壺化する傾向にあった各種ITツール間で柔軟かつ透明性の高いデータ統合を可能とし、即時性・可視性の高いプロジェクト遂行を実現した。
本講演では、Chiyoda AWP適用によるプラント建設の変革の実践を紹介する。
 講師略歴 名古屋大学工学部化学工学科卒。1985年、千代田化工建設に入社。計装エンジニアとして主に海外プラント建設を経験した。その後、海外工事サブコン契約、英国にて石油、ガス開発コンサルタント会社経営に従事し、最近はEPCのDXをリードした。今期よりエネルギー事業副統括としてプロジェクト遂行部隊を率いる。
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