【E-1】 がんとひとりで向き合わない社会をめざして
がんサポートコミュニティーの活動事例
9月11日  9:30~10:30 Strategic  
 講師 認定NPO法人がんサポートコミュニティー 事務局長兼プログラムディレクター
大井 賢一
 セッション概要 がん=不治の病だった時代から創薬や医療技術の進歩で、がんの年齢調整死亡率は1990年代半ばから減少に転じたが、がんは高齢化を主な要因とするため、わが国が超高齢社会を迎えたことで年齢調整罹患率は1980年代以降がん患者は、増加。がん患者である前に高齢者であり生活者だ。がんを取り巻く課題は人とのつながりの希薄さ、孤立、介護共倒れやダブルケア等、多岐にわたる。2001年から20年、世界最大のがん患者支援組織Cancer Support Community日本支部で、住み慣れた地域で支えるコミュニティサポートシステムとして機能するがんサポートコミュニティーの取り組みを紹介する。
 講師略歴 1996年明海大学歯学部卒業。歯科医師。同大学歯学部助手を経て父の腎臓がん闘病を機に2002年7月に認定NPO法人がんサポートコミュニティーの活動に賛同。
03年3月プログラムディレクター就任。12年4月事務局長兼務。防衛医科大学校や埼玉医科大学非常勤講師、東京都がん対策推進協議会委員等も務める。
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