【MS-2】 宇宙用リチウムイオン電池の開発と利用 人工衛星用リチウムイオン電池の性能向上と国外への展開 |
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9月5日 14:25~15:25 | Technical |
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講師 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 研究領域主幹 内藤 均 |
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セッション概要 | 人工衛星等の宇宙機にはリチウムイオン電池が搭載されており、搭載機器に電力供給を行っている。JAXAでは電池メーカの協力の下で宇宙機用軽量リチウムイオン電池の開発を行っている。地上から打ち上げた後は修理・交換ができない宇宙機にとって、故障しにくいことが重要であり、採用の判断要素として何よりも「実績」が重視される。本講演では、開発から採用に至るまでの経緯や苦労などを紹介する。また、海外でも評価され、新たな採用に結びついた宇宙機用リチウムイオン電池のさらなる性能向上への取り組みについても紹介する。 |
講師略歴 | 1994年東北大学大学院工学研究科博士課程修了(博士(工学))。同大学助手を経て1998年科学技術庁航空宇宙技術研究所に入所。組織統合・改変を経て現在国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構研究開発部門研究領域主幹。大学時代からエネルギー変換技術に関する研究に従事。2003年より宇宙用リチウムイオン電池の研究開発に従事。 |