【H-5】 小惑星探査機「はやぶさ2」立上げは大変だった プロジェクト立ち上げの裏話 |
---|
9月6日 15:40~16:40 PMマイスター | Strategic |
---|
講師 | 宇宙航空研究開発機構 客員 長谷川 義幸 |
---|---|
セッション概要 | 小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星の着地と衝突体によるクレータ創成がうまくいって世間の話題になっている。このプロジェクトは、「はやぶさ」が世界で初めて微粒子を持ち帰ってもプロジェクト立ち上げはできなかった。「二番煎じは必要ないだろう」というような反応で予算がつかなかった。その間、アメリカは同種のプロジェクトを始動し始めたので、日本の宇宙科学技術を外交手段としてアピールして予算を獲得したが、大幅に引き下げられる憂き目にあった。国家プロジェクト立ち上げの難しさの中、如何に工夫したのかを紹介する。 |
講師略歴 | 国際宇宙ステーションプロジェクトに1989年から参加。「きぼう」のシステム開発に従事。NASAとの交渉や技術調整を行い軌道上の運用に導いた。日本人宇宙飛行士の選抜・訓練および運用システム開発に携わる。「きぼう」プロジェクト・マネジャー、国際宇宙ステーションプログラム・マネジャーを歴任。 |