【A-5】 モノづくりのトヨタ生産方式(TPS)とLean/Agile方式
Agile開発は日本生まれ、米国育ち
9月6日  15:40~16:40    [特別講演] Strategic  
 講師 一般社団法人持続可能なモノづくり・人づくり支援協会 代表 黒岩 惠
 セッション概要 競争優位のビジネスモデルとしてTPS/Lean方式が現在でも世界中で学ばれている。80年代に米国が最強の日本のモノづくり、TPSを学びLean方式と命名。TPS/Lean方式は業種業態を超えて適用され、米産業界はITとイノベーションにより復活してきた。米国のソフトウェア業界ではTPS/Lean 方式から、XPなど多くの方法論が誕生し、それらが2001年にAgileプロセスと命名され現在では本流となっている。
講演では米国生まれのLean/Agile方式の源流、Toyota WayとTPSの本質について解説する。米国育ちのソフトウェアのAgile開発は、多重下請け構造など日本の社会・文化的背景から普及は今一歩。しかし温故知新、日本のソフトウェア業界が従来のソフトウェア開発プロセスから脱皮し、米国育ちのAgile手法に日本的良さを加味して、モノづくりとそれを支えるソフトウェアの国際競争力向上を期待したい。陽はまたまた昇る。
 講師略歴
黒岩惠氏
・1969年トヨタ入社 ・生産技術開発、工場建設、FA、工機部 ・情報事業企画部 ・経営情報学会理事
・2004年客員教授:名古屋工大(2004~08)/九州工大(2005 ~2017)
・現在(一社)持続可能なモノづくり・人づくり支援協会代表
・NPO「ものづくりAPS 推進機構」理事長
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