【E-2】 最も効果的なメンタルヘルスケアシステムとは? 「オープンダイアローグ」と「ハウジングファースト」 |
---|
9月15日 10:55~11:55 | Leadership |
---|
講師 | 認定NPO法人世界の医療団 理事 精神科医 森川 すいめい |
---|---|
セッション概要 | フィンランドで生まれた対話によるケアシステムである「オープンダイアローグ」は、精神の不調をもつ人の仕事や就学復帰率の高さが最も優れている。 アメリカで生まれた「ホームレス(広義)」(日本では30万人以上)支援方法である「ハウジングファースト」は、90%以上の人が1年以上、住まいを得つづける支援を成功させた。 我々は、この二つのケアシステムの日本での導入を小さく始め、成果をあげている。 この仕組みを他の場でも応用可能なものとして紹介する。 |
講師略歴 | 精神科医として訪問や外来診療を行う。災害支援や「ホームレス」者を支援する6つの非営利組織の理事。世界45か国を旅した。著書に、障害をもつホームレス者の現実を書いた『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫)、自殺希少地域の旅を記録した『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』(青土社)がある。 |