講師 |
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 理事長 富田 達夫 |
セッション概要 |
スマートフォンなどの情報端末の普及は目覚ましく様々な製品にセンサーが組み込まれ、無線機能がついてインターネットやクラウドに接続されるIoT化が進展している。産業構造が大きく変化しIoTの推進に向け新たなビジネスの創出への取り組みを、国を挙げて進めている。
一方で、国や企業をターゲットとしたサイバー犯罪は、ますます高度化、巧妙化、ボーダーレス化している。こうした攻撃や犯罪からIT社会を守ることは、喫緊の課題になっている。
IPAは「情報セキュリティ」、「情報処理システムの信頼性向上」、「IT人材育成」の3つのミッションでこれらの課題に取り組み、誰もが安心してITのメリットを実感できる“頼れるIT社会”の実現を目指している。
講演では、「セキュリティ」、「セーフティ」、「人材育成」に関する最近の事例の紹介やIPAの公開情報の活用について紹介する。また「産業サイバーセキュリティセンター」や新たな国家資格「情報処理安全確保支援士」など、時代の要請に応えた取り組みについても紹介する。 |
講師略歴
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1973年12月 |
富士通株式会社 入社 |
2007年6月 |
同社 経営執行役常務 |
2008年6月 |
同社 取締役副社長 |
2009年6月 |
同社 代表取締役副社長 |
2010年4月 |
株式会社富士通研究所 代表取締役社長 |
2014年4月 |
同社 取締役会長 |
2016年1月 |
独立行政法人情報処理推進機構 理事長 |
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