 講演者 |
株式会社日立製作所 電力ビジネスユニット 技術参事 大和田 政孝
新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術戦略研究センター 特命審議役
竹下 満 |
| セッション概要 |
日本の研究開発は、年間約18兆円と世界第3位であるが、世界における競争力は低下傾向にあり2012年度の競争力は10位である。また研究開発から事業まで進む割合は非常に低い状況である。研究から事業化して事業を継続する道のりは、非常に厳しく魔の川、死の谷、ダーウィンの海を乗り越えることが迫られる。事業の成功のためには素晴らしい技術が必要であるが、
他社との競争を勝ち抜き計画通り事業化するためには効率良い研究開発のマネジメントが必要になる。そのマネジメントは単なるプロジェクトマネジメントではなく、経営戦略・事業戦略とマッチングしたプログラムマネジメントが必要となる。研究開発の現状及び研究開発の事例を踏まえて、事業に成功する研究開発のプログラムマネジメントを提案する。 |
| 講演者略歴 |
1977年株式会社日立製作所入社。現在、電力ビジネスユニット所属。入社以来、原子力分野、防衛分野、宇宙分野、医療分野、風力分野他の開発プロジェクトに従事。現在、日本プロジェクトマネジメント協会において「研究開発のプロジェクトマネジメント」に関する研究会（SIG）を主催。 |
