【EG-3】 世界遺産 国宝姫路城:最新技術と古来技術とのコラボレーション 「技術の伝承」 より安全で高品質な施工でよみがえる姫路城 |
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9月1日 15:25~16:25 |
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講演者 | 元 鹿島建設株式会社 野崎 信雄 |
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セッション概要 | 国宝で世界遺産である姫路城。建造物と地形が極めて複雑な条件の中、さまざまな制約も多々あり、文化財の保護のため地面下は触ってはならないし、消防法による火気の使用は禁止、また、世界遺産でのユネスコのヴェニス憲章により、形状・材料・工法・位置の不変の原則と言う多々の要因の中、許せる範囲での工夫と改良を行い、従来より少しでも長く現状を維持できることをはかった。優美で壮大な姫路城を「未来へ繋げる伝統」の継承の一助になり、人々の心に感動と感銘を与えればと思い、ここに紹介します。 |
講演者略歴 | 姫路出身で芝浦工業大学建築工学科を卒業後、昭和47年に鹿島建設株式会社へ入社。中でも、特殊建築施工のエキスパートとして、多種・多様の構築物に携わり、斬新な 形の超高層ビルや競技施設、発電所の巨大なサイロの工作物まで、約43年間の現場経験を持つ。姫路城大天守保存修理JV工事事務所の総合所長。 |