「リスク・マネジメントと契約管理」コース
実施:(株)PMコンセプツ 日本プロジェクトマネジメント協会
会 場:
最小催行人数:
コースの内容:
「リスク・マネジメントと契約管理」コース <2日間コース>
概要:
プロジェクトの失敗は、リスクの予見の杜撰さ、契約交渉の甘さ、それに基づく顧客や外注業者との責任体制構築のまずさに起因することが多いと言えます。またリスク管理と表裏一体の関係である契約管理との連携を密にさせてプロジェクト管理の大枠を設定しない限り、不利な環境でプロジェクトを実施せざるを得ない窮地に立たされます。その意味でリスク管理、契約管理、外注管理の各スキルの獲得は、プロジェクト・マネジャーにとって極めて重要な課題です。プロジェクトの初期フェーズで、どのようにリスクを洗い出し、分析し、対応策のプランを具体化するか、またプランを「後ろ向きのプランのためのプラン」にしないため、いかにプランの実効性を高めるかがプロジェクトの成功には必須になります。さらに自社を守る観点で、効果的な契約管理によって、それらのリスクをどのように分散させるかがカギになります。本コースでは、効果的なリスク・アセスメントとリスク対応策の策定手法、契約管理の全体的なプロセス、契約タイプや契約条件条項によるリスクヘッジのポイントを、ケーススタディを活用して習得します。プロジェクトの実施段階で強力なパートナーとなる外注業者の発注をどのようにプランするかを具体的なステップで明らかにし、受発注後の履行管理をどのように行うかをプロシージャーズ・マニュアルなどにより学習します。
1 章
リスク管理のプロセス
講義・ケーススタディによる演習 タイムテーブル:
9:00 午前 12:00
13:00 午後 18:00
1日目
● 自己紹介 ● リスク管理のプロセス< 講義 & 演習 >
● リスク管理のプロセス< 続き >
2日目
● 契約管理のプロセス< 講義 & 演習 >
講 師:竹内 直樹(たけうち なおき)氏
日本NCR(株)のシステムエンジニアとして当初オンラインシステムのミドルウェアの導入に携わる。その後、オープン系のネットワークコンサルタントとして、業種を問わず幅広い分野にて、ルータ/スイッチの導入等のネットワークインフラ構築プロジェクトに従事。要件定義から設計・導入・運用に至るまでの全工程についてのプロジェクト・マネジメントを担当。AT&Tベル研究所(当時)のプロフェッサー達と共同でのネットワーク構築プロジェクト(証券会社)も経験。その後、日本ヒューレット・パッカード(株)に移り、VPN/IDS等のセキュリティ関連のプロジェクトにも従事しながらPMP資格を取得し、プロジェクト・マネジャーとして活躍。現在は、(株)PMコンセプツのプリンシパル・コンサルタントとして、PMP資格準備コース、基礎から上級コースまでオールマイティに担当している。
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参 加 費: