「組織を動かす根回し」コース

実施:(株)PMコンセプツ
日本プロジェクトマネジメント協会

 
Webより申込み PM Concepts, Inc. is a recognized provider Registered with the PMI Registered Education Provider 「PMI R.E.P.」
 

注 意 事 項: 必ず、PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、お申し込み願います
日    時: 平成23年5月23日(月)~24日(火):2日間 9:30~18:00
会    場: ゆうぽうとカルチャープラザ (会場地図
 住所: 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13
 東急池上線大崎広小路駅より徒歩1分、
 都営地下鉄・JR五反田駅西口より徒歩5分
対 象 者: プロジェクト・マネジャー、コアメンバー。
*研修業務・コンサルティング業務を行っている企業様のお申込はご遠慮下さい。
受講に際しての
   誓約:
受講に際しては、PMコンセプツが保有する知的財産権の保護に関する誓約書に受講者、及び受講者が勤務する組織の部門長の署名捺印を提出して頂きます。
「受講に際しての誓約書」に関するお問い合わせはPMコンセプツまでお願いします。
TEL : 03-5456-6004
e-mail : pmc@pmconcepts.co.jp
募集人数: 24名(定員になりしだい締め切らせていただきます)
最小催行人数: 12名(この人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
修了証/
 PDUポイント:
コース修了者にはPMコンセプツの発行する修了証書が授与されます。
これはPMP受験資格に必要なPM教育時間として、16時間受講された旨の証明書となります(これはPDUポイントではありません)。またこれによりPMP取得者は、PMIが認定するPDU単位が 16ポイント獲得できます。
なお、PMAJのPMS資格保有者は、1時間当り1CPUポイントを申請することができます。

コースの内容:  

「組織を動かす根回し」コース <2日間コース>

目的:

どんなに素晴しい提案でも対象組織(対内、対外)の承認を得なければ物事は始まりません。しかしプロジェクトを推進するために対象組織やプロジェクト関係者に正規なルートで提案しても、部門間の利害対立や関係者それぞれの目的や優先順位の違いにより、相手を説得し提案内容への支持を取り付けることが困難なケースが多く見られます。そのため組織構造やステークホルダーをよく観察、研究した上で、誰にどのレベルの了解、支持、協力を取り付ければ、案件をスムーズに進められるかを見極めながら、戦略的に働きかける「政治力学」を活用した提案プロセスが不可欠です。しかしながら、実際のプロジェクト現場では、提案案件における背景情報や重要な情報(意思決定プロセスのリーダー、反対グループの有無と動向、キーパーソンの評価基準など)を整理し、不足情報を特定する状況分析が事前に十分になされていないことが散見されます。本来は、状況分析で得た情報を基にキーパーソンに対して効果的な「根回し」を行うことにより、提案内容の「正当性」や組織の期待を満たす「優位性」を確立し、提案の戦略的メッセージをBuy-Inしてもらうことが不可欠です。反対意見を持つキーパーソンに対しては、相手の評価基準にどのように影響を与えていくのか試し、説得する交渉のスキルが欠かせません。本コースでは、企画提案を進める際に必要な情報の特定と収集のための事前相談のポイントやインタビューのテクニックをおさえ、状況分析により根回し対象者の案件の捉え方(「レベル」、「範囲」、「強弱」)を把握し、効果的な根回しによる支持の取り付け方法を学ぶと共に、反対意見を持ったキーパーソンを説得するための交渉術をロールプレイにより強化します。また、会議の進行を効果的にコントロールするために、会議中の個人攻撃や困難な質問をスマートに捌く方法を学びます。

コースアウトライン
1章 提案内容に向けた情報収集と状況分析 ・提案プロセスに必要な情報
・提案に対する反対意見の予測とその分析
・人脈の活用方法と事前相談の重要性
2章 中立部署への根回し ・対象キーパーソンの特定と理解度分析
・コンサルタント型説得スキル
・強化説型説得スキル
3章 反対部署との交渉 ・なぜ反対の立場をとっているか
・仮説検証型Win-Win 交渉とは
・交渉前のプランニングと実践
・交渉での心理的テクニック
4章 会議の効果的コントロール ・反対意見の捌き方、困難な質問の捌き方
・合意形成へのファシリテーション
・反対意見を持つ参加者への問題解決型の質問

クラスの進め方:

 講義・ケーススタディによる演習

タイムテーブル:

 
 

9:30               午前                 12:00

昼食
(1h)

13:00               午後                18:00

1日目 ● 自己紹介
● 提案内容に向けた情報収集と状況分析
  <講義&演習>
● 中立部署への根回し
  <講義&演習>
2日目 ● 中立部署への根回し <続き>
● 反対部署との交渉  <講義&演習>
● 反対部署との交渉 <続き>
● 会議の効果的コントロール  <講義&演習>
  • コース開始は、各日とも午前9:30、終了は午後6時前後とします。
  • 休憩は、午前1回、午後2回、各10分前後とります。昼休みは1時間。
  • 研修は、テキスト講義とケーススタディ(班体制による演習)の組合せで構成されています。
  • コース進行状況により、上記スケジュールを調整する場合があります。
  • コース最終日(2日目)に修了試験、または研修課題を宿題として課しその提出により、研修修了とします。

講 師:鈴木 俊正(すずき としまさ)氏

電気通信大学物理工学科卒業。 日本NCR(株)にて、都市銀行担当のSEを経て大型汎用機のOS(オペレーティング・システム)開発に携わる。
銀行の勘定系システム、流通系システムの構築、新ハードウェア開発に伴うOS開発などの大型R&D中心に、多数のプロジェクトに参加、指揮した。
また、システムのダウンサイジング化の潮流に即して、銀行の勘定系システムをUNIXと商用RDBMSを用いたオープンプラットフォームへ移行させる開発プロジェクトを手がけた。
90年代後半からは、主にシステム運用管理製品やCRM/コールセンター関連製品の責任者として、新製品発表プロジェクトやセールス・プロジェクトなど、開発以外のプロジェクトにも参画、指揮した。
その後、外資系のソフトウェアベンダーに移り、金融やテレコム系大手顧客の運用システムの開発プロジェクトを指揮した。ここでは、新規プロジェクトだけではなく、火を噴いたプロジェクトも任され、幾つもの修羅場を経験してきた。
現在、PMコンセプツ社のシニア・コンサルタントとして、PM研修及びPMコンサルティング業務を担当している。

この講座に関するお問合せ先:
申込み手続きについて PMAJ事務局    
上記以外について (株)PMコンセプツ Tel:03-5456-6004 Fax:03-5456-6468

参 加 費:

PMAJ個人正会員 84,000円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の社員または職員 84,000円(消費税込み)
PMAJ非会員 94,500円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

(株)PMコンセプツ殿が実施する講座の受講料は同社が各位宛に請求書を発行しますので、それに応じてお払い込み願います。

備 考:
  • 講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
  • 代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
    また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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