「運用プロジェクトのマネジメント」コース

実施:(株)PMコンセプツ
日本プロジェクトマネジメント協会

 
Webより申込み PM Concepts, Inc. is a recognized provider Registered with the PMI Registered Education Provider 「PMI R.E.P.」
 

注 意 事 項: 必ず、PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、お申し込み願います
日    時: 平成23年3月17日(木)~18日(金):2日間 9:30~18:00
会    場: ゆうぽうとカルチャープラザ (会場地図
 住所: 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13
 東急池上線大崎広小路駅より徒歩1分、
 都営地下鉄・JR五反田駅西口より徒歩5分
対 象 者: 運用保守チームのリーダー、候補者、担当者。
*研修業務・コンサルティング業務を行っている企業様のお申込はご遠慮下さい。
受講に際しての
   誓約:
受講に際しては、PMコンセプツが保有する知的財産権の保護に関する誓約書に受講者、及び受講者が勤務する組織の部門長の署名捺印を提出して頂きます。
「受講に際しての誓約書」に関するお問い合わせはPMコンセプツまでお願いします。
TEL : 03-5456-6004
e-mail : pmc@pmconcepts.co.jp
募集人数: 24名(定員になりしだい締め切らせていただきます)
最小催行人数: 12名(この人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
修了証/
 PDUポイント:
コース修了者にはPMコンセプツの発行する修了証書が授与されます。
これはPMP受験資格に必要なPM教育時間として、16時間受講された旨の証明書となります(これはPDUポイントではありません)。またこれによりPMP取得者は、PMIが認定するPDU単位が 16ポイント獲得できます。
なお、PMAJのPMS資格保有者は、1時間当り1CPUポイントを申請することができます。

コースの内容:  

「運用プロジェクトのマネジメント」コース <2日間コース>

目的:

運用プロジェクトでは、作業スコープが曖昧なまま契約を締結し対象外の案件まで「保守」の名のもとにねじ込まれたり、SLAを締結していても適用範囲や条件の不明確さ、契約との矛盾によりSLA本来の目的が果たせないことがあります。また、顧客からの無理な要求を契約打ち切りの心理的圧力から断れず、追加費用を言い出せないことすらあります。これらの問題は現場にしわ寄せされ、作業遅延や品質の劣化、士気の低下などプロジェクトを悪化させる要因になっています。運用プロジェクトでは、明確に定義され合意されたスコープの範囲内で責任を果たすべきであり、範囲外の作業要求には契約変更を含む条件の見直しを認めさせる強い意志と交渉力を持ったリーダーが不可欠です。さらに、顧客現場に深く入り込んでいる利点を生かして攻めの提案ができるPMが望まれます。本コースでは演習を通じて、作業スコープの範囲/レベル/条件等をSLA活用により明確化することの重要性を再認識し、次々に発生する案件を顧客と合意した基準で優先順位付け、プランのリファイニングにより実行性を高める手法を習得します。課題やリスクについては優先度を意識し上層部を巻き込む管理手法を学びます。また、顧客からの無理な要求に対してはSLAを基に物怖じせずに対等な立場で自社の主張を展開し相手を説得する能力と、自社主導の案件を積極的に提案し承諾させるスキルの強化を、実務を模したケーススタディを用いた交渉のロールプレーにより体得します。

コースアウトライン
1章 運用プロジェクトのスコープとSLA ・スコープ定義とSLA/SLMの重要性
・SLA活用のポイントと落とし穴
・SLMの運用ルール
2章 運用プロジェクトのコントロール ・スコープの優先順位付けとプランのリファイニング
・SLAをベースとしたコントロールの留意点
・効果的なプロジェクト状況把握のポイント
・長期プロジェクトにおける要員管理
3章 運用プロジェクトの問題解決 ・特性に応じた課題およびリスク管理の実践
・課題/リスク/障害の優先順位付け
・実戦的な問題解決のステップ
・顧客および上位管理者からの支援獲得
4章 運用現場での実戦的な交渉 ・顧客要求を捌くWin-Win交渉
・論理と心理で攻める交渉戦術
・ベンダー提案を承諾させる交渉のステップ

クラスの進め方:

 講義・ケーススタディによる演習

タイムテーブル:

 
 

9:30               午前                 12:00

昼食
(1h)

13:00               午後                18:00

1日目 ● 自己紹介
● 運用プロジェクトのスコープとSLA
  <講義&演習>
● 運用プロジェクトのスコープとSLA(続き)
  <講義&演習>
● 運用プロジェクトのコントロール
  <講義&演習>
2日目 ● 運用プロジェクトの問題解決
  <講義&演習>
● 運用現場での実戦的な交渉
  <講義&演習>
  • コース開始は、各日とも午前9:30、終了は午後6時前後とします。
  • 休憩は、午前1回、午後2回、各10分前後とります。昼休みは1時間。
  • 研修は、テキスト講義とケーススタディ(班体制による演習)の組合せで構成されています。
  • コース進行状況により、上記スケジュールを調整する場合があります。
  • コース最終日(2日目)に修了試験、または研修課題を宿題として課しその提出により、研修修了とします。

講 師:鈴木 俊正(すずき としまさ)氏)

電気通信大学物理工学科卒業。 日本NCR(株)にて、都市銀行担当のSEを経て大型汎用機のOS(オペレーティング・システム)開発に携わる。
銀行の勘定系システム、流通系システムの構築、新ハードウェア開発に伴うOS開発などの大型R&D中心に、多数のプロジェクトに参加、指揮した。
また、システムのダウンサイジング化の潮流に即して、銀行の勘定系システムをUNIXと商用RDBMSを用いたオープンプラットフォームへ移行させる開発プロジェクトを手がけた。
90年代後半からは、主にシステム運用管理製品やCRM/コールセンター関連製品の責任者として、新製品発表プロジェクトやセールス・プロジェクトなど、開発以外のプロジェクトにも参画、指揮した。
その後、外資系のソフトウェアベンダーに移り、金融やテレコム系大手顧客の運用システムの開発プロジェクトを指揮した。ここでは、新規プロジェクトだけではなく、火を噴いたプロジェクトも任され、幾つもの修羅場を経験してきた。
現在、PMコンセプツ社のシニア・コンサルタントとして、PM研修及びPMコンサルティング業務を担当している。

この講座に関するお問合せ先:
申込み手続きについて PMAJ事務局    
上記以外について (株)PMコンセプツ Tel:03-5456-6004 Fax:03-5456-6468

参 加 費:

PMAJ個人正会員 84,000円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の社員または職員 84,000円(消費税込み)
PMAJ非会員 94,500円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

(株)PMコンセプツ殿が実施する講座の受講料は同社が各位宛に請求書を発行しますので、それに応じてお払い込み願います。

備 考:
  • 講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
  • 代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
    また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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