「要件定義と合意形成」コース

実施:(株)PMコンセプツ
日本プロジェクトマネジメント協会

 
Webより申込み 4/19-20   7/8-9
   

PM Concepts, Inc. is a recognized provider Registered with the PMI Registered Education Provider 「PMI R.E.P.」

注 意 事 項: 必ず、PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、お申し込み願います
日    時:
  • 平成22年4月19日(月)~20日(火):2日間 9:30~18:00
  • 平成22年7月8日(木)~9日(金):2日間 9:30~18:00
会    場: ゆうぽうとカルチャープラザ (会場地図
 住所: 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13
 東急池上線大崎広小路駅より徒歩1分、
 都営地下鉄・JR五反田駅西口より徒歩5分
対 象 者: プロジェクト・マネジャー。
*研修業務・コンサルティング業務を行っている企業様のお申込はご遠慮下さい。
受講に際しての
   誓約:
受講に際しては、PMコンセプツが保有する知的財産権の保護に関する誓約書に受講者、及び受講者が勤務する組織の部門長の署名捺印を提出して頂きます。
「受講に際しての誓約書」に関するお問い合わせはPMコンセプツまでお願いします。
TEL : 03-5456-6004
e-mail : pmc@pmconcepts.co.jp
募集人数: 24名(定員になりしだい締め切らせていただきます)
最小催行人数: 12名(この人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
修了証/
 PDUポイント:
コース修了者にはPMコンセプツの発行する修了証書が授与されます。
これはPMP受験資格に必要なPM教育時間として、16時間受講された旨の証明書となります(これはPDUポイントではありません)。またこれによりPMP取得者は、PMIが認定するPDU単位が 16ポイント獲得できます。
なお、PMAJのPMS資格保有者は、1時間当り1CPUポイントを申請することができます。

コースの内容:  

「要件定義と合意形成」コース <2日間コース>

目的:

SIプロジェクトの失敗要因は、スコープの曖昧さ、プロジェクト実施フェーズでのスコープ肥大に集約されると指摘され続けてきました。その経緯から、プロジェクトを失敗させないための大前提がスコープ管理であるとの認識が定着しています。しかしながら、プロジェクト現場でのスコープ管理には掛け声だけで進展がないのが実情です。スコープ確定のフェーズでは、①技術的な項目中心に注力してしまう、②ユーザー体制の脆弱さを見過ごしてしまう、③外部コンサルの楽観的な要件分析に振り回される、④誤解や間違った解釈に基づく前提をしてしまう、⑤顧客との要件コンセンサスを獲得できない等々、後続フェーズに影響を及ぼしてしまうような結果を生じさせています。本コースでは、要件確定プロセスのルール化の方法、具体的な要件可視化の手法を学び、それを支えるインタビューのスキルを体系的に強化することにより、積極的なスコープ管理が実現できるようになります。さらに、ユーザーのキーパーソンとの信頼を築きながら、顧客コントロールを徹底させるクラリフィケーションの方法や、スコープ肥大という困難な問題を対処し合意形成へと導く方法を交渉ロールプレイで体得していきます。

コースアウトライン
1章 要件定義の基本プロセス ・顧客コントロールとは
・ユーザー組織の観察(権力構造)
・要件確定への体制作りとルール化
・セッションのガイドラインと実施
2章 インタビュー・テクニック ・インタビューのプロセス
・調査質問と検証質問
・弾力性を「試す」質問
3章 コンセンサス欠如への対処 ・効果的な要件可視化ツール
・前提条件の明確化
・優先順位付けの基準と各要件の評価
4章 合意形成のためのプロセス ・ユーザー組織の特性分析
・キーパーソンの特定と説得工作
・抵抗部署の特定と交渉

クラスの進め方:

 講義・ケーススタディによる演習(ロールプレイを含む)

タイムテーブル:

 
 

9:30               午前                 12:00

昼食
(1h)

13:00               午後                18:00

1日目 ● 自己紹介
● 要件定義の基本プロセス
  <講義&演習>
● 要件定義の基本プロセス <続き>
インタビュー・テクニック
  <講義&演習>
2日目 ● コンセンサス欠如への対処
  <講義&演習>
● 合意形成のプロセス
  <講義&演習>
  • コース開始は、各日とも午前9:30、終了は午後6時前後とします。
  • 休憩は、午前1回、午後2回、各10分前後とります。昼休みは1時間。
  • 研修は、テキスト講義とケーススタディ(班体制による演習)の組合せで構成されています。
  • コース進行状況により、上記スケジュールを調整する場合があります。
  • コース終了時に試験、または研修課題を宿題として課しその提出により、研修修了とします。

講 師:鈴木 俊正(すずき としまさ)氏:(4月担当)

電気通信大学物理工学科卒業。 日本NCR(株)にて、都市銀行担当のSEを経て大型汎用機のOS(オペレーティング・システム)開発に携わる。
銀行の勘定系システム、流通系システムの構築、新ハードウェア開発に伴うOS開発などの大型R&D中心に、多数のプロジェクトに参加、指揮した。
また、システムのダウンサイジング化の潮流に即して、銀行の勘定系システムをUNIXと商用RDBMSを用いたオープンプラットフォームへ移行させる開発プロジェクトを手がけた。
90年代後半からは、主にシステム運用管理製品やCRM/コールセンター関連製品の責任者として、新製品発表プロジェクトやセールス・プロジェクトなど、開発以外のプロジェクトにも参画、指揮した。
その後、外資系のソフトウェアベンダーに移り、金融やテレコム系大手顧客の運用システムの開発プロジェクトを指揮した。ここでは、新規プロジェクトだけではなく、火を噴いたプロジェクトも任され、幾つもの修羅場を経験してきた。
現在、PMコンセプツ社のシニア・コンサルタントとして、PM研修及びPMコンサルティング業務を担当している。

講 師:佐藤 貢(さとう みつぐ)氏:(7月担当)

大手広告会社にて、システムエンジニアとして広範な社内システムの開発に携わる。マーケティングなど情報系の領域、人事や会計などバックオフィスの領域、基幹系の領域などにおいてシステム開発プロジェクトを推進。要件定義から設計、開発、運用まで全工程を経験し、マネジメントする。また、経営戦略との整合性が求められる中長期の情報戦略の立案、ITによる業務改革推進、情報ガバナンスの確立、組織のチェンジマネジメント、新規事業立ち上げなどにも注力する。常に経営の視点から業務プロセスやプロジェクトを捉えるのが身上である。現在、(株)PMコンセプツのシニアコンサルタントとして、活躍。


この講座に関するお問合せ先:

申込み手続きについて PMAJ事務局    
上記以外について (株)PMコンセプツ Tel:03-5456-6004 Fax:03-5456-6468

参 加 費:

PMAJ個人正会員 84,000円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の社員または職員 84,000円(消費税込み)
PMAJ非会員 94,500円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

(株)PMコンセプツ殿が実施する講座の受講料は同社が各位宛に請求書を発行しますので、それに応じてお払い込み願います。

備 考:
  • 講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
  • 代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
    また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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