2、不採算メカニズムを理解した上でどう対処するか
<プロジェクトの見積段階での対処 (午前中の講義)>
具体的、典型的な海外建設プロジェクトのトラブル事例を検証し、これらトラブルの
事前予防(見積段階の作業)を考える。
① リスクを顧客にヘッジしたプロポーザルの作成(上手な逃げ道)
② 発生頻度の高い不採算要因に対しての事前防御
③ 契約に対するコメント作業(各契約条項毎のトラブル事例を解説)
<プロジェクトの遂行段階での対応 (午後のワークショップ)>
いくつかの典型的で具体的なトラブル因子に対して「見積段階での予防」と「遂行段階で
発生した場合の対処」を具体的にワークショップ形式で考え、「納期延長クレーム」の具体的な
作成を検討する。
① トラブルは必ず発生する前提でのプロジェクト運営
② トラブルにどう対処するか
③ 顧客へのクレームの準備(同時に顧客からのクレームへの反論)
④ クレーム(納期延長など)の戦略的作成
⑤ 交渉シナリオ立案