PMAJ IT-SIG 特別講座
「パートナー満足(PS)とチームビルディング」

~ プロジェクトメンバーを主体に動かし、失敗しないプロジェクト運営を実現する ~

主催:特定非営利活動法人日本プロジェクト・マネジメント協会(PMAJ)
実施者:財団法人日本科学技術連盟
開発者:PS研究会

 

Webより申込み
本講座を受講された方でPMAJのPMS資格保有者は、1時間当り1CPUポイントを申請することができます。

注 意 事 項: PMAJ会員、PMAJ非会員どちらの方も受講できます。
日    時: 平成18年8月3日(木):1日間 9:30~17:30
会    場:

(財)日本科学技術連盟 本部ビル(千駄ヶ谷)  (地図はこちら

〒105-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-11
【交通】 JR 山手線 「代々木」より徒歩5分 「千駄ヶ谷」より徒歩7分
     地下鉄 都営大江戸線 「国立競技場」A5出口 徒歩5分

対 象 者: ・プロジェクトマネジャー、チームリーダー、サブリーダー
・一人でもメンバーを指導する方
※人を使う立場の方なら、どなたでも理解できる内容です。
募集人数: 25名(定員になりしだい締め切らせていただきます)
最小催行人数 5名(先の人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
PDUポイント PMP資格者には、7PDUが発行されます。

講座の狙い:

プロジェクトは「仕事達成」と「人」の2面性を持っています。「仕事達成」のマネジメント指標が「QCD:品質、コスト、納期」であるように、「人」に関するマネジメント指標が「PS:パートナー満足」と「TB:チームビルディング」です。
 プロジェクトにおけるコミュニケーション不足が問題になりますが、コミュニケーションは気持ちよく働ける人間関係を構築する手段であって目的ではありません。メンバーの視点から評価される仕事意欲や仲間意識を高める必要があります。このセミナーは、このような状況から開発され、昨年も特別セミナーを開催し、定員を超える応募を頂き大変好評のセミナーです。

みなさんは、ご自分のプロジェクト運営に自信がありますか?
【Aさんのつぶやき】
 IT企業に勤務して10年余り、社内ではシニアなプロジェクトマネジャーと目され、精力的に活躍してきた。いままで、失敗も数多く味わってきたが、一通りの経験は積んできているし、自分に任せられれば、これまで何とかして来たし、何とかなると自負している。
 近頃は、短納期化や技術革新の早さもあり、プロジェクトのリスクは高まる一方であり、プロジェクトを回すのが難しくなってきた。俺がここで「何とかしなければ」との思いがあるが、一方で、そろそろ、リーダーを育てないといけない立場になってきた。
 自分もプロジェクト管理手法の研修は一応受けてきたし、リーダーにも受けさせてきた。でも、実際のプロジェクト運営では、何かが足りない。チームのパワーをもっと引き出すためには、どうすればいいのだろう。メンバーから主体的に動いてもらう方法がないだろうか。コミニュニケーション方法に何か問題がありそうな気がする・・・

 近年、プロジェクト管理の世界では資格や技法が注目を集めていますが、それだけでプロジェクトは成功するのでしょうか。良いスコープ管理やWEBが作成できても、それを遂行するのはロボットではなく「人」集まった「チーム」です。人には「頭と心」がついてくるため、モティベーションや対人感情を考慮したチームビルディングが必要になります。
 異なる会社に属するメンバー(外注や派遣)とチームを組む場合、上司/部下の関係ではなく、パートナーの視点からチームビルディングが必要です。パートナー満足(PS)研究会では、チームビルディングの基礎となる、実践的なリーダシップ行動を身につけるセミナーを日科技連で提供し、好評を得ています。今回、昨年に引き続き、PMAJメンバー向けに1日に濃縮したセミナーを提供します。
 リーダシップやチームビルディング、コミュニケーションなどにお悩みの方、新しくチームリーダーになられた方、チームで人間関係に悩んでいる方、ぜひご参加ください。

スケジュール(1日コース):

講義 ”チームビルディングに必要なリーダシップ行動を学ぶ”
  • モティベーションとは何か?(個人のモティベーション、チームのモティベーション)
  • コミュニケーションが出来るチームとできないチーム
  • チームの成長モデルとチームビルディングに影響を与えるリーダシップ行動
演習 ”チームコミュニケーションのコツを体感する”
  • コミュニケーションが成立する場を作る
  • グループワークによるメンバーの協動作業
  • チーム討議 「苦手な上司、良かった上司」
  • トラブルチームの事例分析


講 師:

松尾谷 徹(まつおだに とおる)
法政大学 兼任講師 博士(システムズ・マネジメント) PS研究会代表
1972年、NEC入社。OS開発、大規模システム開発を経て、MPM(モダンプロジェクトマネジメントアカデミー)を立ち上げる。 2002年、NECを退職しデバッグ工学研究所にてコンサルタントに従事。
明治大学兼任講師、理科大非常勤講師などを経て、現在法政大学兼任講師。2001年にPS(パートナー満足)を提唱し、計測、モデル化を経て、改善のためのセミナーを始め現在に至る。
ISO/IEC JTC1/SC7 WG9 国内委員会主査、PS研究会代表。
森本 千佳子(もりもと ちかこ)
TIS株式会社
金融系業務システム開発を経て、PJ管理および品質管理業務に従事。1997年より人材育成企画を手がける。2001年よりPS研究会に参画。
PM育成、コミュニケーションに関するセミナー開発および研究を実施中。
PMI会員、PMP、MBA、産業カウンセラー。
林 眞弓(はやしまゆみ)
トレードトラスト株式会社
オフィス家具メーカにて営業、総合電器メーカの人事部門にて採用・教育・人事業務に従事。    2005年12月で(株)日立製作所事業部人事部門を退職後、トレードトラスト㈱にてコミュニケーション研修に従事。SEAP Div.COO.産業カウンセラー.日本産業カウンセリング学会員.PMAJ PMシンポジウム2006APM.。


この講座に関するお問合せ先:

申込み手続きについて PMAJ事務局    
上記以外について (財)日本科学技術連盟 Tel:03-5378-9813 Fax:03-5378-9842


参 加 費:

注: 日科技連賛助法人の方は、講座参加申込ページの下部にあります「ご要望記載欄」のところに「日科技連賛助法人」とご記入下さい。
PMAJ個人正会員/法人正会員 29,400円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の非会員、日科技連賛助法人 31,500円(消費税込み)
PMAJ非会員 33,600円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

備 考:

講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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