平成14年度
PMSレベル プロジェクト&プログラムマネジメント講習会

開 催 期 間 ・・・・

平成145 6の週末 全8日間
時間はいずれの日も9 午後5時

(クラスにより受講日が多少ずれますのでご注意下さい。……カリキュラム表を参照。)

受講申込書受付期間 ・・・・

平成14225日(月)〜4月15日(月)

受  講  料 ・・・・ 250,000円(消費税免除対象)
学生、PMCC会員企業の社員及び団体の職員ならびに個人会員の方は、受講料の10%割引が適用されます。

・・・・ 航空会館(東京都港区新橋)


特定非営利活動法人 プロジェクトマネジメント資格認定センター(設立申請中)
〒105-0003  東京都港区西新橋1−4−6 CYDビル 2F


P2Mプロジェクト&プログラムマネジメント講習会の開催に当って

 プロジェクトマネジメント(PM)は、今やあらゆる産業、あらゆる分野に適用され、普及しています。現代の激しい変革の時代においては、PMは競争力の源泉であると認識されつつあり、世界の一大潮流となっています。又、欧米では、PM資格は最も人気の高い資格の一つでもあります。
 しかしながら、わが国におけるPMの普及のテンポは、欧米に比べて著しく立ち遅れており、とりわけPMを具体的に実践し、遂行する人材の養成が急務の課題になっています。PMの実践に中心的役割を果たす優秀なプロジェクトマネジャーの育成は、最重要の課題であるといえましょう。
 (財)エンジニアリング振興協会では経済産業省の委託事業として3ヵ年計画で新しい日本型PM知識体系の確立とPM資格制度の創設に取り組んできました。その結果、新しいPM標準ガイドブック「プロジェクト&プログラムマネジメント」(略称P2M)が完成し、資格制度が出来あがりました。そして、このP2Mの普及・啓蒙、資格制度の実施を担当する母体として「特定非営利活動法人プロジェクトマネジメント資格認定センター(略称:PMCC)」を設立することが決まり、同センターは本年4月中に設立登記予定です。
 今般、P2Mに基づくプロジェクトマネジャー育成のために必要と考えられる基礎知識や管理技術を幅広く体系的にとりまとめ、プロジェクトマネジメント・スペシャリスト(PMS)を対象としたカリキュラムを作成し、講習会を開催することといたしました。
 本講習会は、P2Mの開発に携わった専門家を含む多数のPMの専門家を講師陣に迎え、実務に照らしたその講義内容は最近の業界ニーズや時代の要請を踏まえ、プロジェクトマネジャー育成に十分お役に立つ内容となっております。また本年8月に予定されている第1回のPMS資格試験受験者を念頭において企画されたものです。皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。

本講習会(PMSレベル)プログラムの特長

講習会プログラムの概要

 本講習会はP2M標準ガイドブックに基づき開発されたテキストを使用し、1日7時間の8日間計56時間のカリキュラムで実施されます。P2Mはガイドブックであり、テキストにはP2Mで触れていない内容も含まれています。本講習会はPMS資格試験に対応する講習内容となっていますので、PMS資格試験の受験者にお勧めいたします。

講習会カリキュラムの詳細

(都合により科目および講師を変更する場合がありますので、予めご了承ください。)

月  日

科目・内容

5/10(金)または
5/11(土)のいずれかの
午前

1.プロジェクトマネジメント
・プロジェクトの基本属性
・プロジェクトマネジメントの実践力の基本的枠組み

・プロジェクトマネジメントとは何か?
・プロジェクトマネジメントの共通観他

5/10(金)または
5/11(土)のいずれかの
午後

2.プログラムマネジメント
・プログラムの現代的意味
・プログラム統合の考え方

・プログラム基盤
・プログラム統合マネジメント他

5/18
(土)

午前

3.プロジェクト戦略マネジメント
・戦略的プロジェクトの評価システム
・プロジェクト基盤システム
・アライアンス

午後

4.プロジェクトファイナンスマネジメント
・プロジェクトファイナンスマネジメントの基本
・基本構想の創出と選択

・最適リスク分担、調整、契約
・事業性・経済性評価他

5/25
(土)

午前

5.プロジェクトシステムズマネジメント
・システムズマネジメント
・システムズエンジニアリング

・システムズアプローチ

午後

6.プロジェクト組織マネジメント
・プロジェクト組織
・プロジェクトチーム

・プロジェクトマネジャーの資質と育成
・組織成熟度

6/1
(土)

午前

7.プロジェクト目標マネジメント(1)
・ライフサイクルマネジメント
・スコープマネジメント

午後

8.プロジェクト目標マネジメント(2)
・タイムマネジメント
・コストマネジメント

6/7
(金)

午前

9.プロジェクト目標マネジメント(3)
・品質マネジメント
・アーンドバリューマネジメント

午後

10.プロジェクト目標マネジメント(4)
・報告・変更管理
・引き渡し管理

6/8
(土)
午前

11.プロジェクト資源マネジメント
・資源計画の策定
・資源計画の実施

・資源のチェックとコントロール
・改善・是正計画他

午後

12.リスクマネジメント
・リスクマネジメントの基本
・リスクの特定

・リスクの分析評価
・リスクへの対応策準備他

6/14
(金)
午前

13.情報マネジメント
・情報体系とプロジェクトの構造
・情報処理機能の類型と関係

・プロジェクト情報システム
・プロジェクト情報システムの構築他

午後

14.関係性マネジメント
・関係性の設計
・関係性の維持

・関係性の再構築 

6/15
(土)
午前

15.バリューマネジメント
・価値の認識と評価
・価値の源泉

・価値の提供  

午後

16.コミュニケーションマネジメント
・通常業務におけるコミュニケーション
・コミュニケーションのあり方
・コミュニケーションを阻害する要因と対策]
・異文化コミュニケーションにおける留意事項他

(1クラスの定員は50名を原則とします)

注)募集定員を超えた場合は、上記日程の1週間ずれ(5/17〜6/22)となりますのでご了承ください。

受講申込方法

 アンケート票は任意記入ですが、今後の講習会の参考になりますので、できるだけアンケートにお答えくださるようお願いします。
 なお、集計の結果は資料として公表する場合がありますが、個人のデータに関しては非公開を厳守いたします。

 写真(1枚)貼付要領
  1. 大きさ 縦45mm×横35mm(パスポート用写真と同じ)
  2. 申込前3ヶ月以内に撮影したもの
  3. 無背景、正面、無帽、で撮影した顔写真(肩口まで)で受験の際、本人とすぐ判るような鮮明なもの
  4. 写真をコピーしたもの等は、受け付けられません。
*裏面に氏名、生年月日を記入し、所定の箇所に全面のり付けで貼付してください。

支払い方法


 受講料を下記の指定銀行口座へお振込ください。受講申込書に振込金受取書のコピーを貼付願います。恐縮ですが、振込手数料は各自ご負担いただくよう、お願いいたします。お振込いただいた受講料の返還は原則としてご容赦願います。

振込先口座名:プロジェクトマネジメント資格認定センター
   東京三菱銀行 虎ノ門公務部支店 普通預金口座 0057309

講習会の当日

  • 受付時間
午前8時50分までに、入室してください。
  • 講義時間

*午前:9時〜12時30
午後:30分〜5時
12時30分から30分までを昼の休憩といたします。
  • 携帯品
筆記用具、ノートブック、電卓等


受講票

 写真を添付いただいた受講票を事前に返送いたしますので、講習会当日、ご持参ください。受講票によって出欠を記録していきます。

講習会会場

場所:(財)日本航空協会 航空会館 5階〜7階の会議室
   〒105-0004  東京都港区新橋1-18-1
   TEL  03-3501-1272   FAX 03-3591-7789

地図