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二度あることは三度ある?!

プラネット株式会社 中西 全二 [プロフィール] :9月号

 最近、同じようなトラブルに経験した。

その1 : 自宅のエアコンがまた壊れた!
8月某日、突然、エアコンから冷風ではなく、温風が吹き出した。「まただ!」と思った。
実は、数年前にも同じ目にあっているのだ。その時は、室外機の修理で直った。
今回は何が原因だろうか? 汗をかきながら、修理をじっと待ったが、結局、同じ原因であった。

その2 :
パソコンも故障した。再起動を繰り返している。自分で分解し、修理した。ふと、思った。
国産〇〇メーカー(?)の製品はいつもこの調子だ。
ちなみに、私はパソコンについてはガラクタ集めが好きで、自分で修理することも多い。
そのため、複数台のパソコンを保有している。

上記から気づいたこと、学んだことは以下のとおりである。
<1> トラブルは、特に似たようなトラブルは再発する!
だから、次に備えて、準備しておくのは当然である。
「その2」のケースは、複数パソコンを同じ状態にセットアップしていれば問題ない。
システムとしては当たり前の発生時対策(コンティンジェンシープラン)である。
但し、「その1」のケースにおいては、バックアップ用エアコンは現実的には用意できないので、発生時は受容(消極的受容)して、修理を待つしかない。

<2> 原因は同じ場合が多い!
したがって、前回の記録ログがあれば、解決が早い。
「その1」のケースは、修理業者に前回の修理のことを話したら、修理が早かった。
「その2」のケースは、〇〇メーカーは特定の部分の耐久性が低すぎるのは周知の事実でもある。もちろん、私も認識している。

<3> (私としては不本意であるが)良いものをメンテナンスしながら長く使うのではなく、
   使い捨てが主流らしい。

エアコンも、洗濯機も、パソコンも、「お客さん、直すより買い替えるほうがお得ですよ」は耳にタコができている。

今回は愚痴話のように聞こえるかもしれないが、私自身は、「トラブルを楽しんでいる」。
少なくとも、いろいろなことに気づけたり、考えたりするきっかけになっただけでも、ありがとうである。
  
ふと、読み返すと、<1>、<2>は「教訓登録簿」、「教訓リポジトリ」、「リスク登録簿」の話だったことに愕然とした。 (^^)

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