会長より

2019年「日本プロジェクトマネジメント協会」新年ご挨拶

PMAJ会長 関 誠夫 [プロフィール] :1月号

明けましておめでとうございます。

新しい年を迎え、皆様それぞれに所属する会社等の継続的成長や長期的な価値創出に繋げる力強いスタートを切られたことでしょう。

一方、貿易戦争やBREXITの影響など新聞紙上やテレビニュースに出てくる世界の社会情勢に少し思いを巡らせ「難しい年になりそうだ」という危機意識を強くされたと思います。
比較的社会環境が安定した日本で暮す私達もまたそれなりの課題を抱えておりますが、その中には当協会が貢献できると判断できることも数々ございます。
その一つ、「働き方改革」に関することについては;
我が国の弱点と言われている「労働生産性」の改善
何処でも仕事ができる多様な労働環境利用に繋がる仕事の仕組み形成
外国人を含む多様な属性の方々の労働提供を可能にする仕事の定型化や標準化
といった重要な目的に対して、当協会の提供するプログラム&プロジェクトマネジメントの手法と関連サービスを活用し、具体的な目標を立てて、実効性のある運営に繋げて頂きたいと考えております。

現在も職種によっては人手が絶対的な不足状態にあり、また2050年には人口がおよそ一億人に減少しその内38%が65歳以上の高齢者になる予測といった具合で、働き手と期待される能力の不足は、今から長期に渡って我が国の重要な問題であることは周知の通りです。
そのため、人にとって代われるAIの開発なども多くの企業や機関によって力強く進められておりますが、当協会では上記「働き方改革」でご紹介したような目的に沿ったことで具体的なお役に立てればと切に願っております。
また、デジタルトランスフォーメーションへの対応といった社会共通に求められている変革の事例紹介などに関しても、当協会は更なるサービスの向上に努めてまいります。

本年も、引き続きご支援ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

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