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広告キャッチコピーは(PMの)宝の山!

プラネット株式会社 中西 全二 [プロフィール] :12月号

 最近、広告キャッチコピーから、いろいろな気づきを得た。
(必ずしも新しいものばかりではないが・・・)

「ノイズは聞かない。聴きたい音は私が決める。」 (A社広告)   
自分にとってノイズとはなんだろう?
本当に聴きたい音ってなんだろう?
この判断基準は難しいだろうな?
一歩間違えると裸の王様になってしまうかもしれない
そうだ! 今度、メールが大量に来すぎて、処理しきれないと
言っていた役員に教えてあげよう。

「今日できることを明日に延ばさない」 (B社広告)   
「明日できることは今日しない」 (C社広告)   
どちらも大切なような気がする
ASAPかALAPか?
優先順位の問題か?
その判断基準は?
ふと「アリとキリギリスの物語」を思い出してしまった!

「うまい、やすい、はやい」 (D社広告)   
究極のプロジェクトであり、QCDのバランス?!
比較対象がないから、何も言っていないのと同じ?

「24時間戦えますか」 (E社広告)   
PMBOK®無視の典型的KKDか?
それとも納品間近の炎上プロジェクトか?

あなたも、キャッチコピーをプロジェクトマネジメントの
観点で見直してみると、いろいろな気づきが生まれますよ!

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