協会より

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会長就任のご挨拶

PMAJ会長 西尾 清光 [プロフィール] :8月号

この度PMAJの会長に就任いたしました、西尾清光と申します。

思い起こしますと半世紀も前となってしまいましたが、新入社員として入社した千代田化工建設(株)で配属されたのが「プロジェクト部」でした。その時はプロジェクトの意味すら解りませんでしたが、その後は国内と海外諸国で数々のプラント建設プロジェクトを、要員として、マネジャーとして、そしてダイレクターとして文字通り「プロジェクト一筋」に過ごし、最終的にはプロジェクトを生業とする企業の経営のレベルに参画いたしました。
それらの経験が少しでも当協会活動のお役にたてれば望外の幸せであると思い、会長に就任させていただきました。

当協会の事業計画は皆様もホームページ等でご承知の通りです。会長としてその計画全体の推進に貢献することは勿論ですが、特に:
1. 国内でのより幅広い分野・業界へのP2Mの普及
2. 国際交流活動の活発化
の二点に注力したいと考えています。

1.  については、今や国会でも「工程表」という言葉が使われる位ですから正に「プロジェクト」の考え方が広く一般に普及し始めており、さまざまな分野の事業において、企画・計画・実行の全ての工程でP2Mの手法が活用される段階になってきました。
今まで「プロジェクト」と言うと建設・製造・ITなど、所謂「技術系」の人々の関心が高かったようですが、これからは商業・金融・サービス業界などの「文科系」の人々にも関心を持っていただきたいと思っています。私の知っている公認会計士の方などが、実際に関心を持っておられる例を知っています。
2.  については、今やあらゆる企業で国際化が進む中、ここでもP2Mの手法が生きると考えております。
国際交流の現場で言語を通じたコミュニケーションに加えてP2Mを世界共通のツールと位置付けて車の両輪として活用していけば、企業の国際化に大いに役立つと思っていますので、P2M活用の機会が海外でも拡大することに努力したいと思います。

これからは皆様とご一緒に当協会の発展の為に努力いたしますので、皆様の益々のご支援、ご協力をお願いいたします。
以上簡単ではございますが、会長就任のご挨拶とさせていただきます。
以上
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