協会より

副理事長退任のご挨拶

前事務局長 高橋 道夫:7月号

 本年度の通常総会(6月22日)において、全役員(理事および監事)の2年間の任期満了に伴う交代手続きが行われました。役員の数が多いので交代といっても再任率が高いのですが、今回の再任率は76%でした。ただ今回は、長らく空席でありました会長職に新しく西尾清光氏を迎えたことと、長期に亘り理事長職を務めていただいた田中理事長が退任され、新しく光藤昭男氏が新理事長に選ばれたことが、大きな変化です。
 同日に行われた総会直後の理事会における役付き役員の選任と合わせ、私は副理事長職を退任いたしました。

 在任中は沢山の賛同者や関係者の方々の温かいご協力を得て、前理事長とともに日本におけるプロジェクトマネジメントプロフェッショナル団体を立ち上げ発展させることができたのは、皆様がたと共に喜び合えることであり、社会貢献であったと感謝申し上げています。
 PMAJの使命は決してこれで終りではなく、まだまだ果たすべき役割が沢山あります。日本は、世界の人びとから尊敬される要素を沢山持っています。真に尊敬されるようになるためには、直近の東日本大震災からの復興や原発問題の解決を含め多くの累積した社会的困難に立ち向かうことが必要であり、それに関連する多くの企業・団体においても数々の対応プロジェクトが発生いたします。そしてプロジェクトマネジメント(PM)の力を発揮できる人材が益々必要になってきます。その時に備えてあるいはそれを乗り越える戦略を計画・実施する人材の養成を今からでも養成することが必要になります。
 新しい経営陣がそのための一歩を築いていただけることを皆様と共に祈念して、私の退任のご挨拶とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

 なお、私は今回顧問として就任させていただきましたので、今後陰ながら協力させていただく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
            
以上
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