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プロジェクトマネジメント(PM)の基本的共通観(PMに携わる人が知っておくべきこと)に、プロジェクトライフサイクルマネジメントがあります。 |
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構想計画: |
このプロジェクトは何をするのかということについて構想計画をすること。構想を考え、何をするかという要求が明確になると、大きくは「使命・目的・目標」が決まります。更に詳細な要求事項が決まります。 |
A |
設計: |
構想計画が決まりますと、多くのベンダーがその要求仕様によって入札ができます。入札に勝利した企業がプロジェクトを開始します。最初が設計です。基本設計、詳細設計を実施し、システムをつくる準備が完了します。 |
B |
システム開発: |
完了した設計に従ってシステムが構築されます。 |
C |
テスト・引渡し: |
システムはテストされ、仕様が満たされていることを確認し、引渡しとなります |
D |
システム運用: |
システムは運用されて、発注者の要求が満足されます。
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この一連の業務の実施がプロジェクトライフサイクルマネジメントです。 |
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構想計画はシステムの発注者が実施するのがしきたりです。なぜならばベンダーが発注者の経営上の要求を知ることは不可能だからです。ましてや、米国で実行されたソリューション・パッケイジが別の会社の経営にそのままで役に立つことはむずかしいとお思います。 |