メッセージ

「−地上から宇宙への質問−」

大空 愛好子:5月号

「宇宙から地上へのメッセージ(第1回)の発信を頂きありがとうございました。世界中の人々の夢を打ち上げる底力の一端を垣間見させて頂きました。今やその夢を叶えられているのは、小動物から植物に至るまで、その代表者が宇宙でその任務を果たしてきているといえます。そして、民間の(お金のある)希望者さえも宇宙空間をエンジョイ(?)する時代に入ってきた訳で宇宙が大変身近になってきたといえます。日本には種子島と内之浦の2箇所に打ち上げ基地があり、その衛星の社会貢献が上がって、だんだんと無くてはならないモノともなってきています。今回の便りから、幾つかの問いかけをしたいと思いますが、私以外のオンラインジャーナルの読者も多く居られると思いますので、日頃気になっている幾つかについて問いかけさせて頂きます。

質問1:衛星の故障について
日本の衛星に限らず、飛行中に故障が起きていますが、地上からの指令であたかも回復したかのように任務を復帰することが多くあります。ハードウェアの場合でも、ソフトウェアの場合でもそれぞれ、バックアップを搭載していることは想像できますが、数日後、数ヵ月後にリカバリーしているケースもあるようですが、リカバリーの主な仕組みはどのようになっているのでしょうか。全てが二重構造や三重構造にはなっていないと思うのですが。

質問2:一口メモへの質問です。
無重力で呼吸する空気が口の周りに留まるので、強制循環させている話しは大変興味があります。私たち時折利用するジャンボ機は、飛行中は、約4分間で全空気を入れ替えているそうですが、宇宙船は、外気と交換するわけにはいかないと思いますが、船内の空気をどの程度で一巡(入れ替え)しているのでしょうか。

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