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[2004年04月号]


PMCC 平成16年度 運営方針

 昨今、本屋にプロジェクトマネジメント(PM)の本がズラリと並ぶようになりました。PMが今如何にこのように認知され、世間の注目を浴びるようになったのでしょうか?今やPMがいわゆる企業や事業の実施策の手法として有効があるとの認識が深まったからに他ならないと思います。
PMが我が国に導入され、エンジニアリングや建設業で40数年前から取り入れらましたが、小原教授によれば、これがいわゆる第一世代のPMです。
 約10年前からはモダンプロジェクトマネジメントが、情報系プロジェクトや新商品開発やサービス開発にも取り入れられるようになり、急激にPM人口が増加しました。これが第2世代のPMと言われています。
 さらにP2M標準ガイドブックが2年半前に世界に発信され、PMが価値創造、戦略実践、社会公益イニシアティブ、複雑・複合プロジェクトに適用出来る事となってきました。これが第3世代のPMと呼ばれています。
 このようなPMの発展には、その背景として事業のグローバル化、スピードと不確実性の重視、PM人材の重要性などへの認識の深まりが挙げらます。
 平成16年度はPMCCにとって3年目を迎えることになりますが、この3月のPMSレベル試験でもって総計1千名を越えるP2M有資格者を世間に送り出すこととなります。
 また、年中頃からはPMRレベルの資格試験が始まることになりますが、PMCCとしましては、このためには準備万端整えて参る所存であります。
さらに、デファクト化に向けた取組みもより一層の強化を図ってまいります。次表が新年度の主な取組みです。

◆平成16年度 主な取組み計画
1. PMR資格認定試験の実施
2. 業界別ベストプラクティス(実践事例)集の発行
3. PMS資格取得者のステイタスアップへの取組み
4. デファクト化に向け会員企業の拡大
5. 人材育成プログラム高度化事業
6. P2Mガイドブック英語版の発行(海外)
7. 国際標準向けアジア市場開発戦略の立案(海外)



お問合せはこちらから E-mail:admi@pmcc.or.jp
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