【MS-3】 国際宇宙ステーション宇宙飛行士訓練における訓練開発
9月13日  15:40~16:40 Leadership CFP
 講師 有人宇宙システム株式会社 宇宙事業革新グループ グループ長 佐藤 巨光
 セッション概要 国際宇宙ステーション(以下、ISS)の日本実験棟「きぼう」に関わる宇宙飛行士訓練は原則として日本国内で実施される。2018年1月現在、日本人インストラクタが訓練提供したISS参加国の宇宙飛行士は約130名に上る。しかし、ISS以前、国内での宇宙飛行士向け訓練の実績はほとんどなかった。「きぼう」訓練は有人宇宙技術の一つである宇宙飛行士訓練技術の確立を目的に開始されたものである。本セッションでは「きぼう」組立フライト向け訓練開発当時(2005年~2008年)を振り返りながら、如何にして訓練技術の獲得を図ってきたかをプロジェクト管理の視点も交えて紹介する。
 講師略歴 1997年、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻修了、博士号(工学)取得。有人宇宙システム(株)入社後、訓練チームに配属され、訓練カリキュラム開発、NASA調整など担う。2006年~07年に「きぼう」打上・組立ミッションに関わる宇宙飛行士訓練インストラクタリードを担当。現在は新規事業開拓に従事。
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