【C-4】 第三者検証による品質向上の取り組み
上流工程起因による失敗プロジェクトの撲滅
9月2日  14:55~16:10  IT  
 講演者 株式会社富士通クオリティ&ウィズダム 品質ビジネス事業部 担当課長
藤原 幹久
 セッション概要 失敗プロジェクトの原因は上流工程の品質不良によるものが多い。具体的には作るべき成果物が作成されていない、記述すべき内容が記述されていない、成果物間の整合性が取られていないなどの問題が挙げられる。この問題を防止するためには、第三者の専門家による成果物の検証(以下、第三者検証)が有効である。第三者検証では、上流工程の成果物を4つの視点(必要十分性、集合チェック、整合チェック、適合チェック)で、定量・定性の両面から検証し、問題点の指摘と改善策のアドバイスを行う。本セッションでは第三者検証の考え方、内容、及び適用効果のあった事例を紹介する。
 講演者略歴 1987年富士通株式会社に入社。
フィールドSEとして官公庁プロジェクトのシステム開発作業を担当。
2006年下期より上流工程(要件定義、基本設計)の品質向上推進活動を実施。
2011年より上流工程(要件定義、基本設計)を中心とした第三者検証(第三者の専門家による成果物の検証)活動を推進中。
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