PMAJ News
 
◇◇◇ PMAJ News :2012.11.22 第15号 ◇◇◇
PM立国を目指して!
特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
>>目次<<
1 コラム:
「第26回IPMA国際会議atギリシア」の参加感想記・・・PMAJ会長 西尾 清光
2 Now and then:
MOTセミナー「プロジェクトマネジメントと現場の力」のご案内・・・日工大
3 新春PMセミナー予告 ②:
招待講演「CCPM適用によるプロジェクトマネジメントの革新」・・・富士通システムズ・ウエスト(株) 中江 功

1 コラム:
「第26回IPMA国際会議atギリシア」の参加感想記・・・PMAJ会長 西尾 清光

第26回IPMA国際会議が10月29日から31日にギリシアのクレタ島で開催されることを知り参加しました。当PMAJはIPMAのメンバーではないのですが、田中弘さん(顧問、前理事長、IPMAサイエンス委員会委員)が古くから参加・講演されており、光藤昭男さん(現理事長)も昨年 オーストラリアのブリスベンでの国際会議に参加されたとのことで、IPMAとは長い友好関係にあります。二人からは、別の機会に投稿があるとのことです。
私も現役時代多くの国際会議に出席した経験があります。私なりの国際会議への出席の意義と言いますか、目的を述べますと、第一:既知の人(その人は顧客、同業、協力企業であったりするのですが)と上下関係抜きでの友好関係の再確認であり、第二:未知の人(その人は既知の人と同じ関連)との上下関係抜きでの友好関係の構築であります。
今回の会議では既知の人には会えませんでしたが、未知の人との出会い二つをご紹介します。一番目はインドネシアからの参加者との出会いでした。ウエルカムパーティーでインドネシア語を耳にしたのです。私はインドネシアに三年程赴任したことがありますので、少しインドネシア語が解るのです。 早速片言のインドネシア語で「今晩は!」と話しかけたのがきっかけで楽しい夕べを過ごすことができました。二番目はインドからの参加者との出会いです。晩餐会でインドのサリーを纏った御夫人とご一緒の紳士に英語で「今晩は!」と話かけたところ、彼はインドのPMA(Project Management Associates)のコミティーの社長だったのです。話しているうちに、私は今でもクリスマスカードを交換しているインドの友人でL&T社の 社長の名前を挙げたところ、彼はコミティーの副社長だというではありませんか。世界は広いようで狭いのですね。
国際会議参加の密かな目的の一つが名所・旧跡の観光です。クレタ島には紀元前1800年頃栄えたギリシア文明発祥の地としての遺跡でクノッソス宮殿跡が一番の名所でした。海岸線での日光浴やクルージングがクレタ島の観光の目玉です。私が訪れた10月末はクレタ島の観光シーズンは終わり、町の店も閉鎖された所が多く、宿泊したホテルもこの会議の後は春まで閉鎖するとのことでした。皆さんもクレタ島を訪問される時には、シーズン中であることを考慮されることが大切です。なお、来年のIPMAの大会は、クロアチアの世界遺産であるドブロヴニク市にて開催されます。

2 Now and then:
MOTセミナー「プロジェクトマネジメントと現場の力」のご案内・・・日工大
日本工業大学専門職大学院主催のMOTセミナーを紹介します。

日時:12月1日(土)13時-17時
会場:日本工業大学専門職大学院(地下鉄神保町 2分)3階ホール
◆「現場力を戦略へ:FOA(Flow Oriented Approach)の進化」(東大特任研究員 奥雅春氏)
現代のビジネスの現場では、情報の集積と正しい活用が重要です。無意識のうちに、いつの間にか肥大化した「ビッグデータ」をどの様に抽出して活用するのかが課題ですが、FOAは「使えるビッグデータはどう作ればよいのか」との視点に立つものです。ブリヂストン社での実践経験を交えて考え方を紹介します。
◆「なぜなぜ5回とそのITプロジェクトでの実践」(富士通AE 小原由紀夫氏)
「なぜなぜ5回」は生産現場におけるプロセスや品質問題の根本原因追及と抜本対策の手法として現場要員能力の底上げに大きく役立っています。主に製造業の現場やマネジメントの場で発達・普及してきた本手法のITプロジェクトでの実践について紹介します。
◆パネルディスカッション「現場の力を鍛える」
上記の2講師に加え、日本工業大学専門職大学院の武富教授によるパネルディスカッションを行います。
参加無料
⇒詳細と申込は  こちら

3 新春PMセミナー予告 ②:
招待講演「CCPM適用によるプロジェクトマネジメントの革新」
・・・富士通システムズ・ウエスト(株) 中江 功


 マネジメントを変えることで25%以上の期間短縮を実現したプロジェクト事例のご紹介を通し、CCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)という新たな手法の有用性と、如何に期間短縮と品質確保の両立を実現したかをご報告します。何故、CCPM適用が上手くいったのか?どのように定着させたのか?その工夫や苦労の話を織り交ぜ、生の声として事例をご紹介致します。
⇒詳細と申込は  こちら

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